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2012年1月28日土曜日 晴れ

最低-7度 最高5度
・朝8時前、富士五湖震源の地震。
・10時から安曇野市明科で種苗交換会。新谷さんと行って来た。山梨から11人参加、全体で80人ほど。

長野県有機農業研究会・山梨種苗ネットワーク 各種苗部会共催
第19回種苗交換会
2012年1月28日土曜日 安曇野市明科公民館

中山間地を生き抜くための採取事業
~株式会社山峡採取場の歴史と、採取技術指導から学ぶ~
講師 金子量昭さん(同社社長)

CIMG0360-2.jpg

・長野県内採取農家250軒、70代半ばから95歳まで。
・採取組合から株式会社化~支払いを前払いするために融資を受ける必要から。
・大根とごぼうは平成18年から中国で試験採取。
・信州山峡採取場ホームページ http://www.sankyoseed.co.jp/hpgen/HPB/entries/7.html

長野は採取適地、中山間地がメリット。:
 標高400~1000メートル。
 暑すぎず、寒すぎず。
 過湿少ない。
 夜温下がり夜露降りると植物が休まり疲れない。
 アルプス= 防風山、風の害少ない。
 傾斜地で水害少ない。
 お椀を伏せたような地形、山の上に隔離された畑が交雑を防ぐ。
 セキュリティが高い~よそ者をチェックする風土、原種守られる
 
中山間地のデメリット:
 大規模栽培できない。
 冬の仕事がない。
 専業採取むずかしい。

育種:環境に合った株の選抜
採取:選抜された種の栽培による種の採取

青果栽培と採取栽培の栽培ステージ

[同じ]メロン、かぼちゃ、穀物

[少し異なる]ピーマン、なす、きゅうり、ウリ、オクラ、いんげん、しそ、えんどう、枝豆、とうもろこし
 ~肥料~
 青果栽培;追肥、チッ素重視
 採取栽培:元肥チッ素抑えめ、リン酸、カリ多め、株を長持ちさせるため。

 ~きゅうりの例~
 青果栽培:1株から150本(人間で言えば小学5年生に達したら採る)
 採取栽培:1株から5~6本(寿命が来るまで置いておく)

[全く異なる]葉菜類
 ~肥料~
 青果栽培;多肥
 採取栽培:少肥、バランス重視
 ~越冬栽培~
 青果栽培;しない
 採取栽培:する。低温感応で花芽形成。冬期0度以上の土地は採取不適。

交雑と隔離
 大根、かぼちゃ:1キロ以上隔離が必要。
 ごぼう、いんげん:近くても交雑しない。

種の等級を決めるチェックポイント:
 ・発芽率が高い
 ・交雑、交配ミスがない
 ・仕上がり具合(色がよい、形がよい)

遺伝子検査をする種苗メーカーもある。
 ・オスかメスか
 ・F1遺伝子が交雑していないか

採取農家の作付け面積と反収
 きゅうり:1a~15a、120万円
 かぼちゃ:1a~23a、40万円(かぼちゃは上農と駄農の差が出やすい)
 メロン、ピーマン:1a~3a(ハウス栽培)、230万円
 しそ:11万円
 ごぼう:4a~20a、20万円(とげが皮膚に刺さってかゆい、作業大変)
 にんじん:22万円
 キャベツ:55万円
 ねぎ:34万円

採取技術
 キャベツ:8月播種、葉13枚巻かない状態で越冬。
 大根:植わったままの状態で土寄せして越冬。春に植え替え。
 ごぼう:食べる大きさより小さめの株を選び、越冬前に植え直し。
     長さ40センチ残して根を切り落とし、斜めに土に差し込む。
 にんじん:食べる大きさより小さめの株を選び、越冬前に植え直し。
 きゅうり:交雑防止のため袋がけ。
 しそ:叩いてタネを落とす。長野では10月3日か4日に。落とせる期間短い。

気候変動への順応
 順応したタネを選抜する必要。
 作物により適地が移動。
 排水性、保水性を兼ね備えた圃場は天候に左右されない。
 
参加者から提供された82種類の採取種子交換風景。
CIMG0363-2.jpg
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